ツーブルカレーのこだわりと表現したいこと
「ツーブルカレー」の開発に際して、私が最も重視したのは、淡路産の玉ねぎをじっくりと蒸らし炒めて作った、オニオンキャラメリゼ。
このカレーには、うまみや栄養をギュッと凝縮した
オニオンキャラメリゼをたっぷりと使用しています。
料理における塩分は、その味の基盤となる要素です。
病院食のような低塩分のものから、一般的な食事まで、その塩分濃度は大きく異なります。
この「ツーブルーカレー」では、幅広い層に受け入れられるような塩分濃度にしました。
さらに、辛さの調整も重要なポイントです。
子供から大人まで、幅広い年齢層の方々に美味しく
感じていただける辛さに仕上げました。
そして、最も大切にしたのは、「五味」のバランスです。
甘味、酸味、苦味、塩味、旨味。これらの味を絶妙に調和させることで、深みのある味わいを実現しました。
特に、香りの部分にはこだわり、食べる前から五感を刺激するよう努力しました。
「ツーブルカレー」は、ただのカレーではなく、香りからアプローチし、食べて満足、食べる人の心と身体に優しく、そして「からだ馴染みの良いカレー」を意識しました。
今後料理を通して伝えたいメッセージ
現代の日本は、外食が手軽で、安価な調理済み食品も豊富です。その結果、自らの手で調理をすることが減り、食材の本質を知らない人が増えてきたように感じます。
私は、一つ一つ丁寧に育てられた食材を使い、
自らがアレンジした料理を楽しむ喜びを、もっと多くの人に知ってもらいたいと考えています。
食事の際、見た目やテーブルコーディネートにもこだわることで、食の豊かさを五感で感じてみてください。
現在の料理業界は、次世代の料理人たちが少なくなってきているのが現状です。
私が料理人として、次世代を担っていく子供たちに食を通じて興味を持ってもらい、将来食の業界が盛り上がっていくように、そして、多くの人が幸せを感じる世界を築くために、全力を尽くして参ります。
ブログ末筆
ライター 瀧 千登勢
工藤シェフのツーブルカレーへのこだわりと
料理を通して多くの人が幸せを感じる世界を築いていきたいという情熱が伝わる素敵なインタビューでした。
ツーブルカレーの美味しさを広められたらという思いで工藤シェフのこだわりと情熱が伝わる素晴らしいインタビュー記事を書いて下さったライターの瀧千登勢さんとの出会いにも感謝です。
私たちツーブルも工藤シェフとの素敵なご縁によって
ツーブルカレーという素晴らしい商品が生み出され多くの人の日常により幸せと笑顔が増える
お手伝いができたら嬉しいなと思っています。
次回はどんな記事になるのか!?
またお会いできるのを楽しみにしています。
ツーブルメンバー 一同